2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

成功を 急げば苦労 絶え間なし 小さい玉から 徐々に積み上げ

「相場で一獲千金を…」なんて妄想を抱いてはいけない、相場とはそんな甘いものではないという教え。 いっぺんに大儲けしようなんて「成功を急げば、苦労は絶えない」ものである。 最初は少額の投資から始めて経験を積みながら、「小さい儲けを徐々に積み上げ…

証券5社決算 欧州危機が影響

証券大手5社の12年3月期連結決算が27日、出そろった。欧州債務危機を背景にした金融市場の低迷で、大和証券グループ本社とみずほ証券が最終赤字となった。野村ホールディングスとSMBC日興証券も減益となった。第4四半期(1-3月期)は株価の回復で業績が上向い…

スペイン経済好転は14年からの見通し

スペインのデギンドス経済相は27日、スペイン経済が好転し雇用が創出され始めるには、14年までかかるとの見通し方を示した。 また、公的債務は2013年にピークに達すると述べた。スペイン政府は同日、欧州委員会に提出する経済安定化計画を公表。それによると…

ブラジル中銀が追加利下げの可能性を示唆

ブラジル中央銀行は、26日公表した18日開催の金融政策委員会の議事録で、いかなる追加金融緩和も慎重に実施されるべきとし、政策金利を過去最低の8.75%からさらに引き下げる可能性を示唆した。中銀は18日の会合で、予想通り政策金利を75ベーシスポイント(bp)…

インド格付け見通しを「ネガティブ」

米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は25日、巨額の財政赤字や財政健全化の遅れを理由に、インドの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」へと変更したと発表した。これを受け、株式・債券・為替相場に影響が出ている。 これにより、投資適格級とし…

積立投資のやめどき

積立投資はいつやめるのがいいのかまでを真剣に考える人は少ない。だが、肝心なのは『終わり』のタイミング」と反すのは「積立投資のすべて」の著者、星野泰平氏だ。 投資信託などの積み立ては、あらかじめ、毎月の購入額を「1万円」、購入日を「15日」など…

食品業界の12年は攻めの年

11年は食品メーカーにとって「守り」に追われた一年だったが、12年は一転し成長路線へ軌道修正を図る年になりそうだ。 重要課題は他業種と同じく、経済成長が続く新興国市場を中心とした海外市場の開拓だ。11年3月に起きた東日本大震災後、メーカー各社は復…

外貨資産比率3割説は本当か

外貨資産の比率はよく「余裕資産の3割が目安」といわれるが、科学的な根拠はあるのだろうか。投資助言会社のイボットソン・アソシエイツ・ジャパンが試算したエータがある。 円資産しか持たない、つまり外貨比率が0%のケースから、10%、20%、…、100%と比率を…

カーシェアリング事業が軌道に乗り始めた

駐車場運営が主力のパーク24(4666)と日本駐車場開発(2353)が新規事業として取り組んでいるカーシェアリング事業の営業損益が水面下から脱する公算が大きくなっている。事業の認知度が高まって利用者が増加、売上高が費用に見合うだけの水準に近付いている。 …

定年後に起業する際には…

仕事一筋に生きてきた企業戦士は、定年後も何らかの形で働くことを望む人が多いらしい。だが、おいそれと仕事は見つからず、再就職は難しいのが現状だ。ならばいっそのこと独立するという方法もある。 一国一城の主になることは男のロマン、サラリーマンの夢…

意外なスペイン国債の人気ぶり

スペイン政府は19日実施した2年債(14年10月償還、表面利率3.3%)と10年債(22年1月償還、表面利率5.85%)入札で、合計約25億ユーロ(33億ドル)を調達した。これは15億-25億ユーロとしていた調達目標の上限で、堅調な需要が確認された。 10年債の平均利回りは1月…

イタリアの信用拡大はなお弱含み

イタリアの銀行が国内で集めた預金は3月に1.6%増加し、10年10月以来1年5カ月ぶりの大幅な伸びを記録した。一方、海外からの預金は急減し続けたほか、不良債権が増加し、市場の混乱や経済見通しの悪化を反映する内容となった。 これは、イタリア銀行協会(ABI)…

シェールガス、初の輸入へ

三井物産と三菱商事は17日、米エネルギー大手のセンプラ・エナジー(カリフォルニア州)から液化天然ガス(LNG)を最大800万トン調達することで基本合意したと発表した。年内の正式合意を目指す。 「シェールガス」と呼ばれる新型天然ガスを原料にLNGを生産し、…

スペイン国債の債務保証率が再上昇中

16日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、スペイン国債を保証するコストが連日で過去最高を更新。デフォルト確率を37%織り込む水準となった。この日は国債利回りも上昇し10年債利回りは6%を超えた。 CMAによると、ロンドン時間11時現在、スペ…

気になる米個人消費動向

今週は週の初め16日に3月の米小売売上が発表される。 6日に発表された3月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比20.5万人増の予想に対して、わずか12万人増と、かなりサプライズな結果になったわけだが、小売や人材派遣など、流動性の高い雇用が軒並み下…

定年退職者も悪徳商法のターゲットに

悪徳商法といえば昔から主婦、高齢者、若者が三大ターゲットだった。しかし、ここにきて定年退職者も餌食になるケースが増えている。リタイアリーが手にする退職金を狙って、まともなビジネスも悪徳業者も、60歳の定年前から網を張って待っている。 海外不動…

ECBの国債買い入れ、二度とないことを願うオランダ中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は13日、3年物資金供給オペの追加実施を見込んでいないと述べた。また、ECBの国債買い入れについて、再び行わなくて済むことを願うとした上で、手段としては依然存在すると指摘した。 大学のイ…

今年の原油需要見通しは据置

石油輸出国機構(OPEC)は、12日公表した月報で、12年の世界の原油需要見通しを日量86万バレル増に据え置いた。据え置きは2カ月連続。 OPECは「経済活動の鈍化が安定していることを示す心強い兆しが一部で見られる」と指摘。「米国には現在、予想以上の勢いが…

運鈍根 三つのみでは 財積めず 勤と倹との 二運忘れるな

株式相場で成功するために、特に大切なことは何か…といえば「運・鈍・根」の三要素というのが先人の言。 運とは「運の強さ・巡り合わせ」、鈍は「鈍重なまでの図太さ・才走らない」こと。根は「根気」であるという意味だ。 だが、真に蓄財するには、その三要…

数学受験の文系大卒は高収入という統計

大学入試で数学を受験した文系出身者は、大企業に就職して高収入である、京都大、同志社大などの研究者グループが約9,000人を対象に行ったインターネット調査で、そんな結果が明らかになった。 数学になじむと論理的な思考が身に着き、様々な仕事に適応でき…

10回目の雇用統計による悪材料克服となるか

先週末発表された3月の米雇用統計では非農業部門雇用者数がエコノミスト予想を下回る伸びにとどまったが、米株式相場はこの3年間に9回、雇用統計の悪材料の影響を克服して強気相場を維持してきた。ブルームバーグの集計データによれば、S&P500種株価指数はこ…

短期的にはひと相場終了

東京株式相場はことし最長となる5日続落で、短期的には完全にひと相場終わったという感じ。米国の雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回ったほか、為替の円高が警戒され、自動車など輸出関連や非鉄金属など素材関連株を中心に東証1部33業種は全て…

やはりの雇用の伸びの鈍化

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先月、企業は緩やかな経済成長という局面に合わせて労働力を調整するため、雇用の伸びは鈍化する可能性があると警告していた。6日に発表された米雇用統計は、その確かさを裏付けたかもしれない。 3月の非農業部門…

「とりあえず増税」に本質はあるのか

与党内の議論は政治日程のなかで粛々と進み、3月30日には政府の増税法案が正式に閣議決定された。残念ながらそこに至る議論は、本質から外れた矮小化されたものだった。 他国より見劣りするマクロ経済のパフォーマンスをどう改善するか、ここ数年一気に拡大…

米国の失業は本当に減っているようだ

米労働省が発表した3月31日終了週の新規失業保険週間申請件数(季節調整済み)は前週から6,000件減の357,000件と、08年4月以来の低水準となり、労働市場の回復が続いていることが示された。エコノミスト予想は355,000件だった。 3月24日終了週の新規申請件数は…

ECBのLTRO効果なくなる

スペイン政府は4日の入札で、国債約26億ユーロ相当を発行。発行高は目標レンジ(25億-35億ユーロ)の下限付近となった。借り入れコストも上昇。欧州中央銀行(ECB)による緊急流動性措置の効果が薄れつつあることがうかがわれる。 スペイン銀行(中央銀行)が明ら…

増税先送りの根拠にもなりうる「景気条項」

かねてより、ブログで小生も伝えているが、消費税増税は景気の足を引っ張る懸念が指摘されている。このため、増税関連法案は景気が悪化した場合には増税を停止する「景気弾力条項」を盛り込んだ。民主党の事前審査では、増税反対派が経済成長率の目標達成を…

米国の宝くじ熱は金融市場の鏡

米国では、一等賞金が同国史上最高額6億5600万ドルとなった宝くじ「メガ・ミリオンズ」の当せんを夢見て、数百万人が長蛇の列を作った。この現象にはウォールストリートと共通点が非常に多いという。 宝くじ購入者は、当せん金の活用計画に夢中になる。この…

三菱UFJFGは再び勢力拡大期に

三菱UFJフィナンシャル・グループは、米国の地銀買収に数千億円規模で投資することを検討している。同行は08年に米地銀のユニオンバンカルを完全子会社化したほか、今月も地銀買収を決めるなど米国での商業銀行ビジネスに力を入れており、さらに規模を拡大し…

4月からの生活はこう変わる

新年度入りした4月から、生活や企業活動にかかわるさまざまな制度が変わる。デフレと財政難を背景に公的年金の支給額が減る一方、電気代や食用油は値上げされ、家計の暮らしには大きな痛手だ。また、福島第一原子力発電所事故の避難者を対象にした東北地方の…