2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日銀の中間決算は1362億円の赤字

日本銀行が28日発表した11年9月中間決算は、最終損益に当たる当期剰余金が1362億円の赤字(前年同期は1604億円の赤字)だった。中間期の赤字は3年連続。歴史的な円高を背景に外国為替関係で3904億円の損失を計上したことに加え、景気下支えのために購入した上…

欧州債務危機の解決にEU条約改正を求めるドイツ

ドイツは欧州の債務危機を解決する策として、当局の膨大な資金力を見せ付けることで市場の沈静化を図るのではなく、財政規律を強化する欧州連合(EU)条約改正の手続きを迅速化する方が望ましいとの考えを示した。メルケル首相のザイベルト報道官は28日ベルリ…

増加する大手企業の赤字転落

日本を代表する大手企業が次々と赤字に転落している。震災や放射能漏れの影響で業績がガタガタになった東京電力は当然としても、AV家電の雄であるパナソニックやソニー、ゲーム機の任天堂、半導体関連のローム、自動車のマツダ、紙パルプの日本製紙グループ…

大証主力銘柄が人気

東京証券取引所と大阪証券取引所が13年1月1日に経営統合することを発表、東証が大証の株式を1株48万円でTOBの上で子会社化、上場を維持する大証を存続会社とし、共同持ち株会社「日本取引所グループ」を設立する方針となっている。 混沌とする世界経済を背景…

円と日本株に強気のロジャーズ氏

来日している米著名投資家ジム・ロジャーズ氏は25日、東京都内で講演し、日本の株式と円に強気の見解を示す一方、欧州と新興国の株式には弱気との見方を示した。 欧州の問題は根深く、信用問題がスペイン、イタリアに急速に広がってきたことで、金融機関の経…

ゴールドマンが一転、オリンパスの筆頭株主に

オリンパス内部のゴタゴタ情報ををもとに、大量空売りでひと儲けし、話題となった米投資銀行ゴールドマン・サックスが、今度は一転してオリンパス株約7%を保有していると公表した。市場では「株価上昇をにらんだ買いか」「他社への転売目的か」など観測が飛…

ドイツ国債がなんと札割れ

ドイツの中央銀行、ドイツ連邦銀行が23日に実施した新発10年国債の入札で、金融機関の応募が調達予定額を大幅に下回る異例の「札割れ」となった。債務危機で投資家の欧州離れが進みつつあるとの懸念が広がっていることの証左であり、欧州主要国で最も財政が…

東北電力と北海道電力が風力発電購入枠を増加

東北電力と北海道電力が風力発電の電力買い取り量を増やすことになった。東北電力は11年度の追加募集枠を設定したほか、「自治体風力」枠を設けて事業者を優遇することに。北海道電力も買電を増やす。気候による出力変動を東京電力の大規模送電網で吸収する…

政府が11年度4次補正予算の検討へ

政府が11年度第4次補正予算案の検討を進めていることがわかった。1年間に4回もの補正予算編成は極めて異例だが、東日本大震災の二重ローン対策などが盛り込まれる見通しとなっている。 財源には、利払い費が想定を下回った国債費などを転用する見込み。予算…

ネット証券大手が東証デリバティブ取扱開始

SBI証券やカブドットコム証券といったネット証券大手は2011年11月21日(月)稼動の「東証Tdex+」(東証:先物・オプション新取引システム)に対応して東京証券取引所上場の先物・オプションの取り扱い開始を開始した。 これまで、ネット証券が取り扱っていた先物…